14日間にわたって行われていた第21回北京国際音楽祭がこのほど閉幕しました。26日夜、チェロの演奏家・馬友友さん、琵琶の演奏家・呉蛮さん、シルクロード楽団、杭州フィルハーモニー楽団が、今回の音楽祭のために作った「逍遙遊」を演奏し、感動のフィナーレとなりました。

　6月にこの音楽祭のディレクターに就任した鄒爽さんは、それまでヨーロッパの名作をメインとしていたオペラのプログラムに、新たに生み出された作品も取り入れました。

　今回の音楽祭は、例年通り入場料を抑えたほか、レッスンやセミナー、子供コンサートを開くなど、音楽を体験する場を設けました。また演奏の模様は、中国の各種インターネットネットアプリでライブ配信されました。（殷、森）