图片默认标题_fororder_y1

 来年度の米アカデミー賞最優秀長編アニメ賞に向けて、エントリー作品25本がこのほど発表されました。この中に、中国大陸の「大世界(Have a Nice Day)」と、台湾の「幸福路上(On Happiness Road)」が含まれています。

 このうち「大世界」は、劉健(リウ・ジェン)が監督と脚本を担当し、中国南部の田舎町を舞台に、建設現場で働く青年が、恋人を取り戻すために会社の社長から大金を盗み出したことから、様々な連鎖反応が起こり、接点のなかった人たちの運命がいつしか交錯してしまう様子を描いた、社会派アニメです。去年1月のベルリン国際映画祭で、コンペティション部門のグランプリ「金熊賞」にノミネートされた話題作でもあり、中国の長編アニメとして初めて、三大国際映画祭(カンヌ、ベルリン、ベネチア)のコンペティション部門へのノミネートを果たしたことから、国内外の注目を集めています。また、去年11月25日に発表された第54回台湾アカデミー賞「金馬賞」でも、最優秀長編アニメーション作品賞をはじめ、最優秀オリジナル脚本賞や最優秀オリジナル映画歌曲賞にまでノミネートされています。これまでに世界30以上の国や地域で公開され、40件以上の国際映画祭に登場しており、今回、中国アニメとして初めてのアカデミー賞受賞なるか、大いに期待が寄せられています。(ミン・イヒョウ 森)